ホルモンが関係

ゴム手袋を装着する若い医師

髄膜腫は、脳を包んでいる髄膜という膜から発症する腫瘍です。 髄膜腫は、脳腫瘍の代表的な症状です。女性ホルモンとの関係が認められているため、女性に多いことが特徴的です。脳腫瘍の20%以上を占める症状であり、近年、増加傾向です。40〜50歳代以降の中高年に多く、発生部位は、傍矢状洞部、円蓋部、大脳鎌が多いです。 ほとんどは良性の腫瘍であり、ゆっくり大きくなるか、大きくならない場合もあります。そのため、発症しても無自覚の人も多く、症状が出ない人も多いです。 髄膜腫の主な自覚症状は、頭痛などです。これは、髄膜腫が脳そのものを圧迫するように大きくなっていることが原因です。その圧迫から嘔吐、視力障害、意識障害などの障害を引き起こすこともあります。

髄膜腫の治療法には、開頭腫瘍摘出術という手術によるものがあります。 開頭腫瘍摘出術は、皮膚を切開して頭蓋骨を一時的に外すことで、直接的に髄膜腫を取り除く方法です。全摘するのが理想的ですが、部位などによってはすべて取り除くことができない場合もあります。特に、傍矢状洞髄膜腫や頭蓋底髄膜腫などの場合は、重要な血管や神経を巻き込んでいる腫瘍もあるため、しっかりと医師と診断して治療を行う必要があります。全摘出できなかった場合は、放射線治療などの他の治療法を組み合わせて治療することが多いです。 手術は難しい場合が多いので、医師などの実績をしっかりと調べてから治療をする必要があります。セカンドオピニオンなどの診断もしっかりとして、最良の診断を追求することをオススメします。